イグアナの一種で近絶減種のレッサーアンティルイグアナの繁殖に成功 2014年から繁殖目指す 静岡・河津町「iZoo」
静岡県河津町の動物園「iZoo」で、イグアナの一種レッサーアンティルイグアナの繁殖に成功しました。
最も絶滅の恐れが高いとされているイグアナの一種レッサーアンティルイグアナ。23日、河津町の動物園「iZoo」で5匹の孵化が確認され、日本で初めてレッサーアンティルイグアナの繁殖に成功しました。
iZOOでは2014年にオーストリアからレッサーアンティルイグアナのペアを迎え、繁殖を目指していました。そして、7月26日に産卵した14個の卵を孵卵器に入れていたところ、最初の5匹が孵化しました。孵化した赤ちゃんは全長27.5センチ 体重14.5グラムだということです。
レッサーアンティルイグアナは、国際自然保護連合のレッドデータブックで近絶減種に指定されていて、欧米の動物園でも繁殖が数カ所にとどまっている希少種です。