夏山シーズンを前に…静岡県や警察が遭難事故防止の対策会議 登山道整備や装備指導を確認
本格的な夏山シーズンを前に、遭難事故を防ぐため静岡県や警察などが対策を議論しました。
22日午後、県庁で開かれた対策協議会には、県職員や警察などのほか、山岳・スポーツクライミング連盟の関係者らが出席しました。会合では、富士山の登山道に補修箇所がないか点検することや、登山者の装備や服装の指導を行うことなど、今年度の活動内容を共有しました。県警によりますと、去年、県内では72件の山岳遭難があり、死者・行方不明者は6人となっています。県は登山者に対し、事前に登山計画書を提出することや、装備品を準備をした上で登山することなどを呼び掛けています。