原爆の「模擬爆弾」投下…島田空襲 慰霊の集いで小学生が平和誓う 静岡・島田市
静岡県島田市では「島田空襲被爆者慰霊のつどい」が行われました。
今年のつどいはコロナ禍で規模を縮小し、高校生の協力によるライブ映像配信による開催となりました。犠牲者に黙とうを捧げたあと、島田市の染谷絹代市長が「平和で安心して暮らせる社会を実現するため、全力を尽くします」と式辞を述べました。
続いて、地元の小学生が「明るい未来をつくるためには、誰もが幸せであることが大切です」と平和への誓いの言葉を述べました。
島田市扇町には1945年7月26日に長崎型原子爆弾の模擬爆弾といわれる通称、パンプキン爆弾が米国B29爆撃機によって投下され、49人が犠牲になりました。