経済的?境内に7社、菅原道真まつる神社も 『神社ナビゲーター』もちゆりさんと神社巡り「御朱印デビュー」 静岡市
来場者:「結構神社に行くから必ず御朱印をもらいます。御朱印帳がなくなるとそこの神社の御朱印帳をもらう。(御朱印を)集め出して5?6年になります。きっかけは友達に誘われて、文字が奇麗な所は素敵です」
静岡県内の神社を巡りながら御朱印をいただく。そんな素敵な過ごし方を紹介します!
北川彩アナウンサー:「強力な助っ人 もちゆりさんです」
『神社ナビゲーター』として活動している富士市在住のもちゆりさん。楽しく参拝が出来るように参加者と共に全国の神社に行き、参拝の基本や意義を紹介しています。
こちらはもちゆりさんの御朱印帳の一部。カラフルな物から素材がヒノキの御朱印帳、さらにミニサイズのものなど全て県内で手に入れることができます。
神社ナビゲーター もちゆりさん:「(自分の)誕生月にいただける(御朱印)。静岡県の神社は御朱印に力を入れている。いろいろな神社が素敵な(御朱印を)出しています」
きょうは静岡市の街中にある神社を巡りながら、もちゆりさんに御朱印の魅力を教えてもらいます。
静岡浅間神社?やはりここが玄関
静岡市民に『おせんげんさん』の愛称で親しまれている静岡浅間神社。静岡浅間神社は、かんべ神社、あさま神社、おおとしみおや神社の総称で、境内にはお参りができる神社が7社ある全国でも珍しい神社です。
きょうは御朱印に詳しい神社ナビゲーターのもちゆりさんとともに静岡御朱印めぐり。まずは、御朱印がいただける受付へ。この日が御朱印デビューの私、まずは御朱印帳選びから。
こちらですね。どちらも素敵な?こっちにします。色鮮やかなこちらの御朱印帳を選びました。では、おせんげんさんの御朱印は?
「4種類の(御朱印を)用意している。4つマルをしていい? 1つじゃなくてもいい」
通常、静岡浅間神社では7種類の御朱印をいただけますが、コロナ禍で今は4種類に制限されています。御朱印は参拝した証なので、境内でお参りを…
神社ナビゲーター もちゆりさん
二礼二泊一礼
健康に過ごせるようにしっかりとお参りしました。
北川アナ:「神社に来た時に、さっとお参りをしてすぐ帰ってしまうけど、おすすめの過ごし方は?」
もちゆりさん:「神社には公園と一緒になっていたり、ベンチがあるところがあるじゃないですか。ああいうところで座って、心地良い時間を過ごしていただけたら」
北川アナ:「穏やかな気持ちになりますね。神社に来ると」
もちゆりさん:「昔は憩いの場だったでよ。老若男女が集うのが神社で、神社を復興するために「人が集まる場所に戻そう」とする神社もある」
北川アナ:「だからこそ〝御朱印めぐり〝は良い?」
もちゆりさん:「御朱印に興味持ってもらって、御朱印を参拝の証としていただくことで、思い返していただいて、また行こうと思ってもらう」
境内でのんびりと1時間過ごし、再び受付へ…
北川アナ:「初めての御朱印です 素晴らしいですね ちょっとドキドキしています
神社の歴史を知り、御朱印の大切さを学びました。
静岡天満宮
神社ナビゲーター もちゆりさん:「(静岡浅間神社から)歩いて行ける距離に、もう1社おすすめしたい神社がある」
さぁ、2つ目の神社は中町の交差点の近く。
北川アナ:「車で通った時に「えっ!こんな所に神社?』と思った」
静岡御朱印めぐり。2つ目の神社は静岡浅間神社から歩いておよそ10分。
北川アナ:「この道をまっすぐ行くと呉服町通り。そこから数分で着く距離にある。びっくりですね」
合格祈願で多くの受験生が訪れるという静岡天満宮です。まつられているのは学問の神様として知られている菅原道真公。ビルとビルの間にあるこじんまりとした神社です。
北川アナ:「鳥居をくぐると雰囲気はどうですか?」
もちゆりさん:「全然違います緑に囲まれてすごく涼しい」
心をしずめてくれる憩いの場。受験生でなくてもオススメの神社ですが、 実はこの静岡天満宮。近くを流れるあの川と 大きな関わりがあるんです。
もちゆりさん:「こちら『川中天神』と昔は呼ばれていたんですけど、川と言えばこの近くを流れる川は?」
北川アナ:「安倍川です」
江戸時代までこの神社の周りには安倍川が流れていました。そのはるか昔、嵐で安倍川がひどく荒れても動かないひときわ目立つ大きな石があったと言います。当時の人々はビクともしないこの石に神様が宿っていると信じ、この石をまつりました。
そのことを人々は川中天神伝説と呼びました。今も境内の奥深くにその大きな石が眠っていると言い伝えられています。
北川アナ:「御朱印めぐりデビューをしているんですけど、こちらの神社の御朱印いただいていいですか」
静岡天満宮 望月富士秋宮司:「じゃあ、お書きします」
私たちの前で筆をとった宮司。
神社ナビゲーター もちゆりさん:「見させていただけることは本当にない。すごく今貴重な(場面)」
宮司が書く1文字1文字を食い入るように見てしまいました。
北川アナ:「はんこが押されて出来上がりました。書いていただく人によって違う」
菅原道真公が愛したという梅も描かれています。神社の魅力を知る御朱印めぐり。みなさんもこの週末、神社に足を運んでみてはいかがですか?