故郷の酒バーボンウイスキーを慰霊碑に…墜落したB29搭乗員23人も追悼 静岡空襲犠牲者の慰霊祭 静岡市
78年前の静岡空襲で亡くなった犠牲者を悼む日米合同の慰霊祭が24日、静岡市で行われました。
今年で51回目となる慰霊祭は、静岡空襲で犠牲になったおよそ2000人の市民と、墜落したアメリカ軍のB29搭乗員23人を追悼するため、慰霊塔の前で毎年行われています。慰霊祭には、地元や在日米軍横田基地、自衛隊などの関係者およそ100人が参列しました。参列者は祭壇に花を手向け、米軍の遺品である水筒から故郷の酒バーボンウイスキーを慰霊碑に注ぎ、祈りを捧げていました。
菅野寛也さんは自身も被災し、1972年から慰霊祭を主催しています。
菅野寛也さん:「平和の第一歩になってほしいってことを常に願ってました。平和がどうだこうだ言ってるだけでは平和は来ません。これからもできるだけこういうことを続けたいと思う」