1トンの漆で「北回廊」塗り替え終了…費用は5億円 20年かけ国の重要文化財26棟の塗り替え・改修中 静岡市・静岡浅間神社

 大規模な塗り替え工事をしている静岡市の静岡浅間神社で、工事を終えた「北回廊」の竣功奉告祭が執り行われました。

画像: 1トンの漆で「北回廊」塗り替え終了…費用は5億円 20年かけ国の重要文化財26棟の塗り替え・改修中 静岡市・静岡浅間神社 youtu.be

1トンの漆で「北回廊」塗り替え終了…費用は5億円 20年かけ国の重要文化財26棟の塗り替え・改修中 静岡市・静岡浅間神社

youtu.be

 「20年かけての化粧直し」と銘打ち、2014年からおよそ50億円の予算で行う静岡浅間神社の大規模な漆の塗り替え工事も今年で9年目。国の重要文化財に指定されている「北回廊」の3年間の塗り替え工事が12月1日に終わり、きょう県や神社の関係者らおよそ60人が出席して「竣功奉告祭」が執り行われました。

 「北回廊」の塗り替え工事は実に40年ぶりで、かかった費用はおよそ5億円。建物全体に1トンもの漆が使われいて、日光を浴びた経年変化で漆の艶が落ち着いたところもあります。

静岡浅間神社 宇佐美洋二権禰宜:「このようにきれいに完成してとてもうれしく思っている。漆というのは贅沢なものだから、このように色が塗られている漆が塗られている神社は、全国にもそんなにない。漆の艶、美しさを感じていただければと思う」

 静岡浅間神社では国の重要文化財、26棟の塗り替え・改修が予定されていて、これまでに10棟が工事を終えています。現在は「南回廊」の塗り替え工事が始まっていて、来年からは「大拝殿」の工事が始まる予定です。

静岡浅間神社 宇佐美洋二権禰宜:「きれいに神社の社殿が生まれ変わっていくことは、神様の力もだんだん新しく更新されていることなので、うれしく感じているし、この大拝殿、今の姿が見られるのはあと半年。この半年、大拝殿の姿を見ていただいて、また完成した6年後、大拝殿を見に来ていただければ」