ウクライナの平和を祈って…子どもたちが描く「キッズゲルニカ」制作工程を披露 静岡・富士宮市
子どもたちが平和を願って絵を描く「キッズゲルニカ」。静岡県富士宮市の高校生が制作を進めています。
29日、富士宮東高校で行われたのは、「キッズゲルニカ」の制作。「キッズゲルニカ」は、平和を願って子どもたちが絵を描く国際的なプロジェクトで、富士宮市内の小・中・高校3校で制作が進められています。このうち富士宮東高校では29日、芸術コースの2年生23人が制作に参加。ウクライナで生産が盛んな「小麦」をはじめ、長崎の平和記念像、そして平和の象徴「ハト」を描き、指で色をつけていきました。
女子生徒:「早く平和になってほしい気持ちはあるが、願うだけで平和になるわけではないので、絵を見て、ウクライナとかの被害を受けている国に、助けたいとかの支援が出来るように動けばいいと思う」
「テレビで戦争の爆破を見るとか思っていなかったので、すごく衝撃的でした。ウクライナを日本が支援している、応援しているということを思って描いています」
作品は6月1日の「富士宮市・市政施行80周年式典」までに完成させる予定です。