大規模地震の際に緊急車両を通すため…がれきをどかして救援ルート確保する訓練 静岡・富士市

 静岡県富士市で、がれきを処理して救援ルートを設ける道路啓開訓練が初めて行われました。

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大規模地震の際に緊急車両を通すため…がれきをどかして救援ルート確保する訓練 静岡・富士市

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 道路啓開とは、緊急車両などの通行のため、早急に最低限の瓦礫処理を行ってルートを開けることです。1日に行われた富士市の総合防災訓練は、大規模地震による土砂崩落で道路が通行止めとなり、要救助者1人が取り残された想定で市の建設部・消防・建設業組合などの54人が参加しました。

 訓練では、実際に重機を使った土砂撤去や消防による探索が実施され、各自の役割を再確認していました。その後、建設業組合が素早く道路の復旧に取り掛かり、緊急車両の通行を可能にしていました。

富士市建設業組合 遠藤典生組合長:「やはり、こうした訓練を定期的にやっていくことが、実際に災害が起きた時に初動態勢を築けると思いますので、早期の対応をすぐできるような態勢を作りたいと思っております」