スマホアプリで児童の体調管理 先生の負担軽減へ 静岡・伊豆市
静岡県伊豆市の小学校で、スマホアプリで生徒や教職員の体調を一括管理するシステムの試験運用が始まりました。
このシステムは、2020年11月から静岡ガスが県東部の学校などに提供しているものです。スマホアプリにより、児童・生徒の健康状況や体調の変化などをデータ化して一括管理します。
修善寺小学校では、これまで新型コロナの感染予防策として児童に毎日用紙に記入してもらい、体調を管理していたということです。
加藤慎一朗先生:「健康チェックカードという形で、紙で毎朝子どもたちが提出するのを見て健康管理を確認していた」「スマートフォンで紙よりも気軽に提出できるというところで、こちらとしては保護者の方も使いやすいのかな」
伊豆市では市内の全ての小中学校を対象に2021年度からの導入が予定されていて、自治体単位での導入は伊豆市が初めてです。
伊豆市 菊地豊市長:「今でも朝、お母さんが子供をチェックして紙を書いて、それを先生方が職員室で集めて確認してという作業を、オンラインでやることによって相当(負担を)軽減できるのではないかと期待した」