特産の次郎柿を皇室に献上 静岡・森町
静岡県森町特産の次郎柿が実りの時期を迎え、皇室に献上されました。
次郎柿は太田知宏さんの農園など20箇所で収獲されました。
森町は次郎柿の産地として知られていて、1908年に明治天皇が静岡に宿泊された際、県内の名産品として次郎柿を召し上がって以来、ほぼ毎年皇室に柿を献上しています。
太田園代表 太田知宏さん:
「天皇陛下におかれましてはお忙しい中、休む時間が少ないかと思われますが森の次郎柿を食べて少しでも体力の回復に努めて頂きたいと思っております」
収穫された次郎柿は梱包場で傷が無いかなどの確認が行われます。
このうち形の良い160個が選ばれ、ひとつひとつ丁寧に包装された後、桐の箱に納められました。
今年の献上は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、森町の職員が上京する形を取りやめ、宅配便を使って宮内庁に運ぶということです。