核兵器廃絶祈り静岡・焼津市で平和行進 第五福竜丸被ばくから68年
マグロ漁船・第五福竜丸がアメリカの水爆実験で被爆して1日で68年です。静岡県焼津市では核兵器廃絶に向けた平和行進が行われました。
「南無妙法蓮華経~」
平和行進は例年1000人以上が参加していましたが、今年は新型コロナ対策でおよそ20人で行われました。第五福竜丸は1954年3月1日、南太平洋のビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験で、いわゆる「死の灰」を受け乗組員23人が被ばくしました。
行進は被ばくで亡くなった無線長、久保山愛吉さんの墓がある弘徳院まで行われ、墓前にはバラの花が捧げられました。参加者たちは核兵器のない世界を目指し、気持ちを新たにしていました。