タイから来た介護技能実習生「早く働きたい」 コロナの影響で2年間待機の後ようやく来日 静岡・焼津市の介護施設で実習開始
焼津市の介護施設にタイの技能実習生が配属されました。新型コロナの影響でおよそ2年間タイ国内で待機が続いていましたが、日本での実習をスタートさせました。
23日朝、焼津市の甲賀病院で辞令を受け取ったのは5月にタイから来日した介護技能実習生9人です。9人はおととし冬から日本で実習を受ける予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でタイ国内で待機が続いていました。
アージェンさん(24):
「ずっと、いつ入られるのと自分と話して、直ぐにまた(延期)になっちゃうと感じがして、(でも)我慢しました。大変でした」
辞令を受け取り、配属先の介護施設で早速講義を受けました。
職員:
「それではきょうは入浴。身体の清潔の介護について勉強をします。みなさんの国では、お風呂入りますか」
実習生:
「いいえ」
病院の系列の施設で外国人技能実習生を受け入れるのは初めてで、9人に期待しています。
コミュニティーケア大井川
久米小百合看護師長:
「若くて明るくて元気なとても明るい実習生たちなので、すごくみんなの力になってくれると思っているので、とても期待しています」
およそ2年間待って始まった実習。期間は3年で9人はタイや日本での就職を希望しているということです。
アージェンさん(24):
「皆さん親切そうです。うれしい、早く働きたいです」
ジュップさん(24):
「今は緊張しています。今はまだ信じられない、夢みたい。リハビリの人は将来はなりたい」