季節の風物詩 潮カツオ作り始まる 静岡・西伊豆町

静岡県西伊豆町では、カツオを丸ごと1本塩漬けにする伝統の潮カツオ作りが始まりました。

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季節の風物詩 潮カツオ作り始まる 静岡・西伊豆町

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 潮カツオ作りが始まったのは、田子節と呼ばれる伝統製法の鰹節を140年作り続けている工場です。カネサ鰹節商店の芹沢安久さんは、焼津から一本釣りのカツオを仕入れてきましたが今年はカツオのサイズが大きいため、作る潮カツオは例年の半分くらいの本数だということです。

芹沢安久さん:「今年は200本くらい。例年は400本くらい作るんですけど、カツオが高いのとサイズも大きいので半分になっちゃったんですけど」

 カツオは10日程塩に漬け、その後やぐらに吊るして西風で寒ざらしにします。そして正月の縁起物として、わら飾りを付けて12月10日頃に出荷されます。