「 大人にも子どもにも見てほしい」ウクライナとロシアの子どもたちが描いた絵画展 静岡県立大学
ロシアの軍事侵攻が続くウクライナ。静岡市では軍事侵攻前にウクライナとロシアの子どもたちが描いた絵画の展示会が開かれています。
平和と自由の象徴のカモメ。青空の下白い翼を大きく開いています。
静岡市の静岡県立大学で始まった「ウクライナ&ロシアこども画展」。
会場には軍事侵攻前にウクライナとロシアの子どもたちが描いた絵画が40点ずつ展示されています。
4歳から15歳の子どもたちが自分の国の日常の風景などを描いています。
静岡県立大学短期大学部こども学科 藤田雅也准教授:
「世界情勢だけに目を向けるのではなくて、いろんな国に住む子どもたちが素直な思いを持って絵を描いている。そういう子どもたちの日々のかけがえのない姿をいろんな立場の人たちが見て、心に何か抱いていただけたらなと」
会場には訪れた人から寄せられたメッセージも。
来場者:
「まとめていろんな子どもたちの作品を見れる機会はないので刺激になったし、楽しいなと思いました。『おじいちゃんは 教えてくれた』という10歳の女の子が描いた作品が、絵に戦争の今の世界の様子が表れていてすごく印象的でした」
企画した学生:
「大人の方にも見てもらいたいですし、子どもたちにも自分と同い年の子がどんな絵を描いているのかを知ってもらえたらいいなと感じています」
この絵画展は12月5日まで平日に開かれています。(平日のみ 午前9時~午後6時)