国内最高齢28歳のアメリカバイソン「モモ」死ぬ 半月前から自力歩行困難に 静岡市 日本平動物園
静岡市の日本平動物園の人気者だった国内最高齢のアメリカバイソンの「モモ」が5月26日に死にました。アメリカバイソンの寿命はおおむね15年から20年ということですが、「モモ」は28歳と高齢で、死因は老衰でした。
「モモ」は1993年5月に群馬サファリパークで生まれました。1995年1月に日本平動物園に来園し、長い間、オスのマックとメスのチェリーと3頭で暮らしていましたが、2013年にチェリーが、2015年にマックが死に、その後は1頭だけになってしまいました。
「モモ」は5月15日ごろから、自力歩行が難しくなるなど体調を崩し、徐々に弱っていったということです。「モモ」が死んだため、日本平動物園にアメリカバイソンはいなくなりました。
動物園ではアメリカバイソン舎の前に、2週間ほど献花所を設置するということです。