名人戦渡辺明名人vs藤井聡太六冠 7番勝負第2局の「対局室検分」 静岡市・浮月楼
将棋の藤井聡太六冠が渡辺明名人に挑戦する名人戦7番勝負の第2局が行われる静岡市で、27日の対局を前に検分が行われました。
将棋界の8大タイトルで最も歴史がある名人戦。
26日午後会場となる静岡市葵区の浮月楼では、27日の対局に臨む2人が実際の会場で盤や駒を確認する「対局室検分」が行われました。
名人戦初挑戦の藤井六冠は、1983年に当時の谷川浩司八段が21歳2か月で達成した名人獲得・最年少記録の40年ぶりの更新と、「七冠」の獲得を目指します。
一方の渡辺名人は歴代4位のタイトル通算獲得31期をほこり、「名人」のタイトルの4連覇がかかっています。
名人戦は7番勝負で5日、6日に都内で行われた第1局は藤井六冠が勝利しています。
対局は27日午前9時から始まり28日の午後には勝敗が決まる見込みです。