きょうから学校が再開 午前午後の分散登校に教育の現場は… 静岡・富士市
子どもへの感染急増を受けて夏休みを延長していた静岡県内の自治体でも、きょうから学校が再開しました。
中学校再開も「分散登校」
富士市立吉原(よしわら)第一中学校でも、元気に登校する生徒の姿がみられました。
須藤誠人アナウンサー:「きょうから再開となったんですが、市から分散登校が呼びかけられているため、教室には半分ほどの生徒しかいません」
担任の先生:「では、きょうの朝の会をはじめます」
富士市内の小中学校では、きょうから10日まで分散登校を行います。全校生徒600人をクラスごとに、午前から登校するグループと午後から登校するグループにわけました。「午前登校」の生徒は、午後は帰宅します。
中学生の声は…
朝の会も、教室にいる生徒と自宅にいる生徒をつないでオンラインで実施。きょう授業はありませんでしたが、明日以降は毎日、午前か午後どちらかはオンラインで授業を受けることになります。いつもとは違う学校再開に、生徒たちは…
中学3年生:「(夏休み中は)みんなに会えない、遊びにも行けないので、やっぱりみんなの顔が見たかったし、早く夏休みが終わってほしいなっていう気持ちもありました。みんなが元気だし、すこし気持ちが明るくなったというか、うれしいです」
中学3年生:「今までの学校生活の中でクラスメイトと画面越しに会うってことがなかったので、不思議なんですけど、久しぶりにお互いの顔を見れて安心しました」
中学3年生:「(友達と)久しぶりだねとか、夏休みの話をしたりしました。感染しないように対策をしながら、勉強も集中して取り組んでいきたい」
子どもたちの学びの場を守るため、対応にあたる教師も模索を続けています。
吉原第一中学校
太田桂校長:「コロナの状況を受け入れて、自分たちが何ができるのか。先生方も本当に通常の授業の形態とは違うものですから、どうやったら子どもが分かりやすいのかという視点も持って、授業の準備を進めているところです」
模索を続ける教育現場
子どもたちの学びの場を守るため、対応にあたる教師も模索を続けています。
吉原第一中学校
太田桂校長:「コロナの状況を受け入れて、自分たちが何ができるのか。先生方も本当に通常の授業の形態とは違うものですから、どうやったら子どもが分かりやすいのかという視点も持って、
授業の準備を進めているところです」