おととし台風で長期間停電…山間部では6割が倒木が原因 「予防伐採」の取り組み始める 静岡県
災害時の大規模停電を防ぐため、きのう22日、静岡県磐田市で、ある取り組みが静岡県内で初めて行われました。
きのう行われたのは、「予防伐採」と呼ばれる停電を引き起こす可能性がある木を事前に伐採する取り組みです。
おととしの台風24号では浜松市内で長期間の停電が発生し、中部電力によると、山間部で発生した停電の60%が倒木により、発生したということです。このため、中部電力では日ごろから電線に近い木の枝払いを行っているということですが、土地の所有者などとの交渉が必要な予防伐採については、これまで実施されていませんでした。
今回は静岡県と中部電力が連携することで、県内で初めて予防伐採が行われました。