加熱用の鶏肉で食中毒 保健所が注意呼びかけ 静岡市
静岡市の飲食店を利用した客6人が食中毒と診断され、保健所はこの店に営業禁止を命じました。
食中毒が発生したのは、静岡市葵区にある鶏料理店です。
9月4日にこの店で食事をした客6人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えたため、保健所が検査をした結果、3人の便から食中毒の原因となる細菌・カンピロバクターが検出されました。
店は、加熱用の鶏肉を生の状態や過熱が不十分な状態で提供していました。
保健所は、新鮮な鶏肉ほど食中毒の危険性が高いとして十分に加熱するよう注意を呼び掛けています。