3日連続の猛暑日で動物たちもグッタリ…おやつは果実入りの氷 そんな中元気なのが… 静岡市・日本平動物園
29日は浜松市の佐久間で、6月の観測史上最も高い37.0℃の猛暑日に。川根本町では35.5℃と3日連続の猛暑日です。
さらに静岡市中心部でも36.7℃の猛暑日に。静岡では今年最も高く、29日の県内で2番目に暑くなりました。

伊地健治アナウンサー:「アフリカに生息するブチハイエナですけれども、この暑さのせいでしょうか、もうぐったりしています。体をコンクリートにべったりとつけるように休んでいます。それもそのはず、私も立っているとぐったりしてきますし、手元の温度計は36.7℃。照り返しも手伝ってか、高温になっています」

静岡市の日本平動物園、連日続く暑さで動物たちは檻の中でぐったり。キリンも狭い日陰を見つけて、じっと暑さに耐えている様子…。
来園者が少しでも涼しくなるようにと、園の入り口にはミストシャワーが設置されています。そして、動物にも…。

日本平動物園 横山卓志飼育員:「きょうはリンゴとオレンジ入りの氷です。今年最初になりますね」
サルに与えるきょうのおやつは、フルーツ入りの氷。

日本平動物園では、例年7月中旬頃から氷のおやつをあげているそうですが
今年は梅雨明けが早まったため、急遽、前倒ししたそうです。

伊地アナ:「みかん氷を今サルがつかみました。ペロペロ舐めています。人間の世界でもかき氷店が大繁盛ですから、サルにとっても氷はたまらないでしょうね」
飼育員:「ちょっとでも、涼を楽しんでいただければと思う」

一方で、気持ちよさそうに水遊びをしているのが「ホッキョクグマ」。
伊地アナ:「ホッキョクグマのロッシーがゆっくりと深さのあるプールの中を何度も回転しています。この猛暑の中ですから、やっぱり水の外にいるのは耐えきれないんでしょうね。本当に気持ちよさそうです。うらやましい」
水の中で、ゆうゆうと泳ぐ、ホッキョクグマのロッシー。この様子に来園していた家族連れも…。
山梨県から来た家族
父親:「来たよ来たよ おー、すごい」
女児:「きょうプール行きたいわ」
父親:「ははは」
山梨県から来た家族
Q.きょうもたぶん30℃超えそうなんですけれども、どうですか? 園内を歩いていて
A.「日陰を探しながら歩くっていう感じになっちゃいますよね」
Q.この暑さの中で、動物たちの様子はどんなふうに見えますか?
A.「みんな、こう日陰でぐったりしているかなっていう感じでした」
こちらは市内の幼稚園の園児たち。きょう毎年恒例の遠足で訪れましたが…。
幼稚園園長:「きょうという日は最初から決まっていたが、本当に暑くて、熱中症が心配だったんですが、きょうは家の方にも協力していただいて、水分をたくさん持って、せっかくの機会なので来た。マスクを取り始めて、今を迎えていますので備えながらやっています」
●園児
Q.きょう暑いけど、動物たちの様子はどうだったかな?
A.「ヒツジがね、ちょっとひかげに入ってたのがいた」
Q.ちょっと元気なかったりした?
A.「ちょっとだけ。寝込んではなかったけど、ひかげには入ってた」