浜松まつり始まる 171町が参加4年ぶりに本来の規模で勇壮な凧揚げが復活 浜松市
ゴールデンウィークの県内最大級のイベント、浜松まつりが開幕しました。大きな凧が悠々と空を舞いました。
浜松市で3日から開幕したゴールデンウィークの風物詩・浜松まつり。
3日午前10時、広野篤男組織委員長と中野祐介市長の掛け声とともに一斉に練りがスタートしました。
梅田航平記者:
「晴天の中、心地よい風に乗った大きな凧が悠々と空を舞っています。会場もラッパの音と掛け声で大盛り上がりです」
子どもの誕生を祝う浜松まつり。
初子を祝う「祝い凧」が浜松の空一面に広がりました。
母親:
「自分のこどもをあげられてうれしい。涙が出るくらい感動した」
父親:
「実際上がっているのは 初めて見るのでよかった」
人数制限もなくなり、4年ぶりに概ね従来通りの規模で開催された凧揚げ。
今年は糸切り合戦も行われ、去年より3つ町が増え、171の町が参加しました。
4年ぶりの参加・植松町
そんな中、こちらの町は…
植松町 長谷川広明組長:
「本当にまともに開催するのは4年ぶり」
東区の植松町。新型コロナの影響でまつりへの参加はなんと4年ぶりです。
植松町に8年前、宮崎県から引っ越してきたという
早崎慎一さん。
中学1年生になった長男・大和君の祝い凧を4年越しに打ち上げます。
大和君が選んだという赤色の凧は浜松の空へ。
凧揚げは大成功です。
父・慎一さん:
「4年越しにやっと初凧ができてうれしかった。最高でした」
母・明子さん:
「3年延期したので、息子も大きくなったが、 我が家としても待ちかねていたので、子どもの成長をこれからも見守っていきたい」
Q自分の凧があがったけどどう?
大和君:
「うれしかった」
植松町 長谷川広明組長:
「皆さん凧あげてもらってよかったと思う。盛大にあがて満足している」
Q4年ぶりの凧はどう?
「やっぱ最高ですね」
様々な思いが込められた浜松まつり。
3日を皮切りに5日まで開催され、このあと午後6時半からは街の中心部を彩る御殿屋台の引き回しも4年ぶりに実施されます。