ステイホーム予想し「プチ贅沢」…低価格帯商品も充実 トレンドは二極化 今年の恵方巻き商戦 静岡市
北川彩アナウンサー:「午前10時すぎの松坂屋静岡店に来ています。さっそく恵方巻きを買いに来た人の姿がみられます」
124年ぶりに2月2日の節分となった今年。関西発祥といわれる縁起物「恵方巻き」が並ぶ売り場は、この季節の風物詩です。
コロナ禍で恵方巻きをどのように販売するのか? 今年の戦略を聞いてみると…。
松坂屋静岡店 植木和人食品担当サブマネジャー:「家族皆さんで自宅で過ごす時間が長いと考えたので、通常の商品のサイズよりも長さを抑えたハーフサイズ用意した」
今年は家族で『ステイホーム恵方巻き』になると予想。女性や子どもでは一本食べきれないだろうと、ハーフサイズの商品を充実させました。さらに「プチ贅沢」も今年のトレンドです。
【極み海鮮巻】ハーフサイズ 1188円
北川アナ:「1本2000円以上する恵方巻きのハーフサイズ、約1200円の恵方巻きです。海鮮がはみ出しています」
一方で、低価格帯の商品も充実。トレンドは二極化しているといいます。
松坂屋静岡店 植木和人食品担当サブマネジャー:「各ショップの特色を生かした商品を用意し、価格帯も買いやすい比較的お求めやすい価格帯から用意しました」
【五穀味鶏 焼鳥恵方巻】ハーフサイズ415円
こちらは通常サイズでもお求めやすい464円の恵方巻き。
ただ、見た目からただものではない雰囲気が…。
【餃子節分ロール】464円(税込)
北川アナ:「こちら、海苔で巻かれているんですが、よくみるとご飯じゃないんです。いったいどんな味がするんでしょうか? 餃子の味がしま。中身は餃子の具材でニラやニンニクが入っています。で、周りは中華まんの皮に巻かれています。とっても斬新でおもしろい恵方巻です」
松坂屋静岡店では、家族で楽しむ恵方巻きで、例年並みの売り上げを見込んでいるといいます。では、実際に買った人は誰と食べるのでしょうか?
恵方巻を買った女性:「夫と子供と私と3人で」
Q.家で?
女性:「はい そうです。家内安全、健康ですごせればいいと思っています」
恵方巻を買った男性:「きょうは女房と2人で食べるので、これと…。これ、2種類1411円、けっこう値段しますね。いまコロナがはやっているから、コロナがぶっ飛ぶように、これを食べて元気になりますように」