藤井聡太七冠「王位」のタイトルを防衛 第6局が消えた牧之原市の思いは複雑
23日将棋の藤井聡太七冠が「王位」のタイトルを防衛しましたが、次の対局が「幻」と消えた牧之原市の関係者は、複雑な思いでいるようです。
藤井七冠は徳島市での王位戦第5局で、挑戦者の佐々木七段の猛攻を巧みにかわし、95手で勝利しました。
31日から王座戦五番勝負に臨み、前人未到の将棋界タイトル独占、八冠制覇に挑戦します。
藤井聡太七冠:
「今度は挑戦者としての戦いになるので、ぶつかっていく気持ちでやっていきたい」
牧之原市では
藤井七冠の目がすでに次の対局に向いている中、複雑な空気なのが牧之原市。
9月5日・6日に予定されていた第6局が「幻」と消えたのです。
会場の平田寺住職:
「少し残念な気持ちはもちろんありますけれども、来年、再来年、またこの牧之原市で王位戦が開催されることを切に願っております」
勝負メシの関係者は
恒例の勝負メシで盛り上げを狙っていた関係者は。
牧之原市の担当者:
「対局がないのは残念ではありますけれども、とても素晴らしい結果だと思っております。勝負メシのパンフレットを現在作成しております。こちらを市内外に配布をしまして、PRをしていきたいと考えております」
勝負メシに参加している店:
「今回もしやっていれば、特に県外の方が足を運んで頂ければ、我々飲食業の方も盛り上がっていくんじゃないかなと思っておりましたけれど。今回に関してはおめでとう、ということしか言葉はありません」