「とても感動し感謝している…」 ウクライナ人親子が避難先の静岡・富士市長を訪問

ロシアの軍事侵攻で、ウクライナから静岡県富士市に避難している親子が小長井義正市長を訪ね、感謝を伝えました。

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「とても感動し感謝している…」 ウクライナ人親子が避難先の静岡・富士市長を訪問

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ドミトロさん:「富士市や日本の皆様に感謝しています。(ウクライナ人を助けていただき)どうもありがとうございました。(富士山を見て)心暖かくなりました。とても美しかった。幸せを感じました。富士市民がとてもやさしく気を使ってくれて、とても感動し感謝しています」

 大学時代に専攻したという日本語で、小長井市長に感謝を伝えているのはウクライナ人のドミトロさんです。ドミトロさんは父親のアナトリーさんと2人で、市内に住む知人の鈴木正明さんを頼り先月避難してきました。現在は市営住宅で暮らしています。
 2人はキーウ南方の地方都市出身で、現在も現地に親戚が残っているということです。母国の親戚に危害が及ぶことを恐れて顔などは明かせないという2人は、一日も早くロシア軍が撤退し帰国できればと話していました。
 市は2人の生活支援を続ける方針で、ほかにも避難希望者がいれば受け入れるとしています。