熱中症の危険も! 真夏に危険な農薬散布作業をドローンで安全に。JAおおいがわがデモフライト
農業従事者の高齢化が進むなか、農薬散布をドローン業者に任せる仕組みを確立していこうと「JAおおいがわ」は管内となる島田市内で農薬を散布するドローンのデモフライトを行いました。
「JAおおいがわ」では夏場の暑い時期に水稲生産者の防除作業の負担を減らそうと、昨年よりドローン専門業者による農薬散布の作業委託事業を始めました。
委託によりこれまでに174件・およそ94ヘクタールで防除作業を行っています。
デモフライトでは業者が農薬散布用の大型ドローンを使い、田んぼに農薬に見立てた水を撒いていきました。
農家が手作業で行った場合、1000平方メートルで30分から1時間かかる作業をドローンなら1分で、1ヘクタールの面積では1日の作業になるものをドローンなら10分で終わらせることができます。
水稲の農薬散布は8月に2回行うということで、近年の夏場の猛烈な暑さは高齢者にとって危険をも伴う作業となっています。