「視覚障害を持つ人も落ち着いて投票を」 投票を助ける器具を導入 市職員の手作り 静岡・掛川市

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 5月26日投開票の静岡県知事選について、掛川市は投票所に視覚障害者の投票用紙への記入をサポートする器具を置くことにしました。

 視覚障害者向けの投票用紙記入補助具は市職員の手作りで、この補助具で投票用紙を挟むと記入するスペースが分かるようになっています。

 掛川市は26日の知事選の投票所に設置する予定で、期日前投票所にはすでに導入しています。

 公職選挙法では視覚障害者には代理投票も認められていますが、その際選管の担当者に投票する人の名前を口頭で伝えなければならないため、掛川市はプライバシーへの配慮から導入を決めました。

 掛川市選挙管理委員会は「視覚障害を持つ人にもこの器具を使って心理的に落ち着いて投票してもらいたい」と話しています。