クリンソウがみごろ 静岡・富士花鳥園
静岡県富士宮市にある富士山の麓、富士花鳥園ではクリンソウの花が見頃を迎えています。
毎年ゴールデンウィークの始まるころから咲き始め、カラフルな色合いで広さおよそ990㎡の花畑が満開となります。
クリンソウはサクラソウ科で日本原産の多年草です。日本産のサクラソウ科では最も大きく、勢いが良いと花茎は50センチを超え、茎の先端に
直径2センチ程の花が輪になって咲きます。
花の咲く様子が花茎を中心に円状に咲き、数段に重なる様が五重塔など仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから、その名前が付けられたと言われ、漢字表記は「九輪草」と書きます。
富士花鳥園では、最初たったの7株からスタートし、現在ではおよそ3万株までになり、色のバリエーションも豊富で、ピンク・紫・黄色など7~8種類ほどあります。クリンソウは6月中旬まで楽しめます。