駐車スペースの拡大 仮設トイレ設置 外国人観光客の人気スポット「夢の大橋」に新たな対応 静岡・富士市
外国人観光客による迷惑行為が問題となっている富士山夢の大橋について、静岡県富士市の小長井市長は6月5日の定例会見で、今週から始めている新たな対策を説明しました。
「富士山夢の大橋」は車道に隣接する歩道橋の真上に富士山を望むことができ、外国人観光客らの人気の撮影スポットとなっています。一方で車道での撮影や路上駐車・ごみの放置など迷惑行為が 後を絶たない状況でした。
このため富士市は道路横断禁止の看板やバリケードの設置に加えて、今まで4台しかなった駐車スペースを15台に拡大、これまでなかった仮設トイレ1基と駐輪場の設置、交通誘導員2人の常時配置などを始めました。
小長井義正市長:
「これまでの迷惑行為・マナー違反的なものは大分改善されることが期待されると思っている。」
さらに市内10カ所の富士山のビュースポットを紹介する英語のパンフレットを作り、観光客の分散を図る方針も示しました。
小長井義正市長:
「その1カ所だけに集中しないように、誘導していくような形で富士市全域にインバウンドの方をお招きできればいいと思っていますので」