教えた道と反対側に…中学生の機転で85歳女性を保護 警察から感謝状…遅刻したけど先生からはねぎらいの言葉 静岡市

 道に迷った高齢女性を保護した静岡市の中学生2人に、警察から感謝状が贈られました。

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教えた道と反対側に…中学生の機転で85歳女性を保護 警察から感謝状…遅刻したけど先生からはねぎらいの言葉 静岡市

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 清水警察署で感謝状が贈られたのは、静岡市立清水第八中学校3年の池田愛奈さん(14)と宮原夢生さん(14)です。2人は7月、通学中に高齢女性(85)から道を尋ねられ、行き方を教えましたが、女性は教えた道と反対方向へ歩き出したことから、認知症の疑いがあると判断し、女性を近くの交番まで連れて行ったということです。

 清水警察署によりますと、高齢者が行方不明になり、事故にあうケースが管内で発生していて、財津康署長は、2人の行動を「人命救助につながった」とたたえました。

宮原夢生さん:「あの時、一度学校にそのまま行こうとしたけど、戻って良かった」

 2人はこの日、登校時間に30分ほど遅れたといいますが、学校の先生はねぎらいの言葉をかけてくれたということです。