コロナ禍のヤマハ入社式 歓迎の吹奏楽はオンラインで 静岡県庁も部局ごと辞令交付
ヤマハの入社式 辞令はオンラインで
浜松市に本社を置く大手楽器メーカー ヤマハの入社式には、グループ企業もあわせて109人の新入社員が参加しました。今年は感染症対策として新入社員たちは5つの部屋に分かれ、オンラインで辞令が交付されました。
ヤマハ 中田卓也社長:「志は困難を乗り越える大きな原動力になります。どんどん挑戦してください」
新入社員 長谷川咲紀さん:「この一年の間で世界が大きく変化したことに伴い、時には私たちも考えや行動などを柔軟に変えていくこともありました。現状に満足することなく日々挑戦し続けます」
歓迎の吹奏楽団生演奏も…
例年大きなホールで行われてきた、新入社員たちを歓迎する吹奏楽団の生演奏もオンラインに。画面越しながらも迫力のあるヤマハ楽器の音楽を聞いた新入社員は…
新入社員 密岡稜大さん:「就職活動からいままで内定者の皆さんはもちろん、会社の方とも一度もお会いしてこなかったので、今日初めて皆さんとお会いして、やっと入社するんだなという気持ちになりました。これから挑戦していって、何年か経っても今日の気持ちを忘れずに振り返られたら」
県庁は部局ごとに辞令交付
「ただいまから令和3年4月1日付け、新規採用職員の辞令交付を行います」
一方、県庁では新規採用の職員に辞令が交付されました。県は今年度、去年より44人少ない221人の職員を新規採用しました。
今年は新型コロナの影響で職員が一斉に集まる辞令交付式は行わず、それぞれの部局ごとに行われました。
知事戦略局 芹沢真一局長:「初心を忘れず業務にあたってください。やりがいのある仕事、一緒に頑張っていきましょう」
同期の顔が見えなくても決意新たに
広聴広報課でも新人職員が局長から辞令を受けると、早速上司から仕事内容や心得などを学んでいました。
新人職員にとって同期職員の顔を見ることができない異例のスタートとなりましたが、節目の日を迎え仕事に取り組む決意を新たにしていました。
新人職員 松下隼也さん:県外の大学に行っていたが県内に戻ってきて静岡の温かみに触れることができたので、静岡のいいところを県内外に魅力を発信していきたい」