合格発表日以前に結果発表 禁止の途中退席認める 簿記実務検定試験で不適切な運営や採点ミス 静岡

 全国商業高等学校協会が6月に行った簿記実務検定試験をめぐり、静岡県内の一部の会場で不適切な運営や採点ミスがあったことがわかりました。

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合格発表日以前に結果発表 禁止の途中退席認める 簿記実務検定試験で不適切な運営や採点ミス 静岡

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 関係者によりますと、6月に行われた簿記実務検定試験で、県内の一部の会場で、試験中に禁止されている受験者の途中退出を認めたり、合格発表日以前に結果の発表をしたりしていたいうことです。

 また、黒い字で書くべき解答が赤い字で書かれていても正解として扱う採点ミスも発覚しました。県検定委員会は、その後、採点をやり直し、正しい採点結果を受験者に伝えたということです。委員会は、マニュアルの周知徹底が不足していたことが原因だったとして、会場となった高校に再発防止を求める文書を送りました。

 委員会は、「検定試験の信頼性を損なうことや、受験生の不利益につながらないよう、しっかりとした運営をしていくよう呼び掛けていきます」とコメントしています。