2年ぶり開催の浜松まつり…4割の町が不参加の意向 「開催期間短縮すべき」という意見も

 今年、2年ぶりの開催が決まった「浜松まつり」について、参加予定の町のうち、約4割の町が不参加の意向を示していることがわかりました。

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2年ぶり開催の浜松まつり…4割の町が不参加の意向 「開催期間短縮すべき」という意見も

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 例年、5月に行われる浜松まつりは、3日間で200万人の人出がある静岡県内最大級のイベントです。去年は新型コロナの影響で中止されましたが、今年は参加者や来場客の密集をさけるため、期間を例年より2日増やして、5月1日から5日間での開催が決定していました。

 夜の御殿屋台の引き回しは中止されます。ただ、関係者によりますと、24日行われた組織委員会の会合で、今年に入り市内の174町に対して行っていたアンケートの結果が報告され、約4割にあたる74の町が不参加の意向を示したということです。結果をうけて会合では「今年の開催期間を短縮すべきではないか」という意見も出たといいます。

浜松市30代男性:「正直、今年無理にやらなくてもいいのかなと思いますよね」
Q.家族で見に行こうと思う?
男性:「ないですね。やっぱり、まだちょっと人がいっぱいのところは特に嫌かなと」

浜松市50代女性:「コロナの事もあるので、(開催は)難しいと思います。初子さんとかのお祝いはしたいと思うんですけども、そのあとで感染が分かってしまうと、それもつらいかなと思って」

 組織委員会は来月上旬に行われる役員会で、浜松まつりの具体的な実施内容を検討するとしています。