静岡県では初めての確認…鳥インフルエンザ感染の疑いがある野鳥 周辺10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定 静岡・湖西市

 鳥インフルエンザに感染した疑いのある野鳥が、静岡県内で初めて、湖西市で見つかりました。

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静岡県では初めての確認…鳥インフルエンザ感染の疑いがある野鳥 周辺10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定 静岡・湖西市

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 静岡県によりますと、21日、湖西市新居町でマガモ1羽の死骸が回収され、県西部家畜保健衛生所で簡易検査を行った結果、A型鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。県内で鳥インフルエンザの感染が疑われる野鳥が見つかるのは今回が初めてで、今後、国立環境研究所で遺伝子検査を実施し、結果が確定するまで1週間程度の見通しです。

 死骸が回収された周辺10キロ圏内は、環境省から「野鳥監視重点区域」に指定され、県がパトロールや監視態勢を強化します。

 鳥インフルエンザは野鳥観察などによって人に感染することはない、とされていますが、県は「死亡した野鳥を見つけても素手では触らず、県の農林事務所や自治体に連絡してほしい」と呼びかけています。

(10月21日放送)