国指定重要文化財「江川邸」で伝統の「具足開き」 おので鏡餅を割る「鏡開き」のルーツか
静岡県伊豆の国市の国指定重要文化財・江川邸で、正月の伝統行事「具足開き」が行われました。
かつて武家で行われていた具足開きは、甲冑の前に供えた鏡餅をおので割る正月の伝統行事で、「鏡開き」のルーツとされています。
江川邸では300年以上前から行われ、42代当主江川洋さんの家族ら関係者およそ30人が次々とおのをふるって紅白の餅を割り、今年1年の健康と安寧を願っていました。
観光客:
「一般でも参加させてもらって嬉しかったです」
「今まで受け継がれてきた という事ですごく歴史を感じました」
その後、関係者には江川家の家訓である質素倹約の食事が振る舞われ、親睦を深めていました。