絶滅危惧種オオアリクイの赤ちゃん誕生 静岡市・日本平動物園
静岡市の日本平動物園は、絶滅危惧種に指定されているオオアリクイの赤ちゃんが15日に誕生したと発表しました。
15日に産まれたのはオオアリクイのオスの赤ちゃんで、体長は39センチ、しっぽの長さは29センチ体重は2100グラムです。
母親「ヒナ」と父親「フジオ」の間に産まれた4匹目の赤ちゃんで、日本平動物園での繁殖は3年ぶりです。
日本平動物園によりますと、大人のオオアリクイは単独で生活しますが、産まれてから9カ月ごろまでは母親の背中にしがみついて一緒に移動するということで、現在は母親「ヒナ」と一緒に生活する様子がみられるということです。
国内の動物園で飼育されているオオアリクイは、今回生まれた赤ちゃんを含めわずか16匹で、絶滅危惧種に指定されています。
赤ちゃんの名前を園でつけるか、公募するかなどは決まっていないということです。