スポーツ庁の次期長官に浜松出身の河合純一さん(50) パラリンピアンの起用は初

 スポーツ庁の次期長官に、浜松市出身で日本パラリンピック委員会委員長の河合純一さん(50)が就任することになりました。パラリンピアンの起用は初めてです。

 河合さんは、1992年のバルセロナパラリンピックの競泳・全盲部門に出場以降、6大会連続で出場しました。金メダル5個を含む全21個のメダルを獲得し、2000年のシドニー大会と2021年の東京大会では日本選手団の団長も務めました。また、母校の浜松市舞阪中学校に社会科の教師として着任した経験もあります。10月1日付で長官に就任します。

 スポーツ庁長官は、初代が元競泳選手で参議院議員の鈴木大地氏、2代目は室伏広治氏とオリンピアンが務めていて、パラリンピアンの起用は初めてです。

河合純一さん
河合純一さん