今年から対象を全国の大学生らに広げ…25人に奨学金給付の認定証 TOKAIグループ富士山育英財団
TOKAIホールディングスが設立した、富士山育英財団の奨学金認定書授与式が、静岡市で開かれました。
TOKAIグループ富士山育英財団は、将来、社会に貢献できる人材を育成するため、大学生らを対象に奨学金を給付しています。去年までは、県内の大学生らが対象でしたが、設立3年目の今年は、制度を拡充し、全国の大学生らが対象になりました。
30日は25人の大学生と大学院生に奨学金給付の認定証が手渡されました。給付金額は1人60万円で、支給は1年間。返済の義務はありません。今年は95人から応募があり、学校の成績や課題レポートなどの審査を経て25人が選ばれました。
認定証を受け取った美術大学の学生は「デザインを学び、将来、社会に貢献したい」と話していました。