静岡・森町では皇室に献上する特産の「次郎柿」が収穫 皇室献上は明治時代から続く
静岡県森町では皇室に献上するため、特産の「次郎柿」が収穫されました。
森町の次郎柿の皇室献上は明治時代から続いており、ことしは町内15の農家が皇室に届ける柿を収穫しました。
このうち、太田知宏さんの農園では、215個の柿を収穫しました。ことしは猛暑と乾燥の影響で収穫量が平年より少なく実もやや小ぶりとなりましたが、その分甘みが濃くなったそうです。
●太田知宏さん:
「皇室の方々はご公務で疲れていると思うので、森のカキを食べていただいて、少しでも疲れが癒えていただければと思います」
献上は1908年、明治天皇が静岡にご宿泊の際に森町の次郎柿を召し上がったのが始まりで、収穫された柿は6日に宮内庁に届けられます。
