もういくつ寝ると~♪ 静岡県内各地で新年を迎える準備~餅つきや門松づくり
ウサギに門松ー。静岡県内各地で新年を迎える準備が進んでいます。
「ぺったんこー ぺったんこー」
息を合わせてお餅をついているのはわらでできた巨大なウサギ。
掛川市倉真地区の住人やボランティアおよそ10人が23日間かけてつくりました。
軽トラック1杯分の稲わらを使い躍動感にこだわりました。
「ぺったんこー ぺったんこー」
この2匹、来年3月末まで餅をつくそうです。
伊東市 東海館
伊東市の観光文化施設東海館では酒樽やユズリハ、イセエビなどの縁起物で年末年始の観光客を出迎えます。
玄関には門松も備え付け準備完了。
元日は入館無料で先着200人に地元で子孫繁栄の縁起物として知られる夫婦ヤシの種が配られます。
伊東観光協会・村田充康専務理事:
「コロナでここ数年、温泉場は苦しんできたので、何とかコロナ前に戻るように、僕らも努力してお客さんにアプローチして行きたい」
富士山こどもの国 門松づくり
富士市の富士山こどもの国では、子どもたちが門松作りに挑戦しました。
3本一組の青竹を粘土で固定して松の枝や国旗を差し込んで完成です。
初めての体験どうだったかな?
「大変だったけど楽しかった。玄関に飾ります」
「ちょっと難しかったけど出来て良かったです」
幸福を呼ぶ鳥居
吉田町の川尻海岸に設置されたのは「幸福を呼ぶ鳥居」です。
地元の商工会関係者らが初日の出を見に来る人のために用意しました。
鳥居はこの時期限定で2000年から設置していますが、おととしと去年は新型コロナや防潮堤工事の影響で中止に。
今年は3年ぶりということで、関係者は参拝客に幸福が訪れるよう気持ちを込めて設置作業にあたりました。
鳥居は1月14日までで、元旦には甘酒などが振る舞われます。
ウサギとぱしゃり
もふもふ、むっくり。鼻をぴくぴく。
頭にミカンを乗せているのは来年の干支ウサギの「つぶちゃん」7歳。
富士宮市のまかいの牧場ではつぶちゃんと富士山が一緒に撮れるフォトスポットが大人気。
鏡もちのようなつぶちゃんと「はいチーズ」。
年賀状用に使ったり思い出として残したりー。
男性:
「年男なのでいい年にしたいです。家族みんな元気で」
ウサギのようにぴょ~んと飛躍の1年に。
つぶちゃんも来場者にエールを送っているかもしれません。