箱根路に春の訪れを告げる「こも外し」 松並木の250本に害虫駆除目的に 静岡・三島市
箱根路に春の訪れを告げる静岡県三島市の風物詩「箱根松並木のコモの取り外し」が5日朝、行われました。
箱根路の松並木では去年11月7日の立冬の日に害虫の駆除を目的にコモ巻きを行い、啓蟄の日に取り外しています。松並木には全長約1キロに約300本の松が植えられています。対象となる松は幹の直径が35センチ以上の約250本。5日は松に巻かれているコモを取り外し、コモの中に入りこんだ害虫とともにコモを土に埋めて処分するというものです。
三島環境緑化研究会 加々見勝八郎会長:「コモを開けてみても虫が去年より全然少ないです。異常気象で虫のほうも参ったと思います。この松今年、色もいいです。元気になっています」