「すべらない砂」で合格祈願 大井川鉄道が沿線の中学校に贈呈 静岡・島田市
静岡県島田市の中学校で18日、高校受験を控えた3年生に「すべらない砂」と「護摩木」が贈呈されました。
この縁起物の贈呈は、大井川鉄道が沿線4つの中学校で行なうものです。きのうは大井川鉄道広報室の山本豊福さんが、3年生の代表に「すべらない砂」と「護摩木」を手渡しました。「すべらない砂」は、車両が急な坂を走行する際に滑り止めとしてレールに撒くものです。
教室に戻った生徒らは護摩木に思いを書き込みました。
Q:「護摩木に何て書きましたか?」
女子生徒:「志望校絶対合格です」
男子生徒:「(砂は)大切に保管し、受験の当日持っていけるようにしたいです」
合格の願いが書かれた「護摩木」は、大井川鉄道のSLのかまで完全燃焼させるということです。