戦前生まれ…引退後48年間公園に展示のSLが大井川鉄道に仲間入り 「営業運転めざしたい」 静岡・島田市
静岡県島田市の大井川鉄道に12日朝、およそ20年ぶりにSLが搬入されました。
運び込まれたのは今回、大井川鉄道に譲渡されたSLのCー56型135号機です。このSLは1938年に製造され、1974年に廃車となってからは兵庫県内の公園に展示されていました。
SLはボイラーや車輪などに分けられ、3台のトラックで運び込まれました。このSLは長さ14・3m、重さが47・2トンあり、関係者が見守るなか、クレーン車を使って慎重に降ろしていました。
大井川鉄道は現在、4両のSLを動かしており、今後、補修修理などを経て営業運転を目指したいということです。