住宅地に出没していたニホンザルか オスザル1匹を殺処分に 静岡・富士市
静岡県富士市の住宅街に出没していたとみられるサルが捕獲され殺処分されました。
このサルの捕獲をめぐっては8月麻酔銃の誤射で女性が一時意識を失う事故が起きています。
このサルの捕獲をめぐっては8月麻酔銃の誤射で女性が一時意識を失う事故が起きています。
富士市中之郷で去年の秋ごろから目撃されていた野生のニホンザルが、おととい猟友会の罠にかかり、捕まっていたことが分かりました。
周辺では2匹の野生のサルが頻繁に目撃されていて、今回捕まったサルはオスで、そのうちの1匹とみられています。
サルの捕獲に乗り出していた富士市でしたが、8月29日には市の委託業者が麻酔銃の矢を誤って発射させ、目撃情報を伝えた女性の左腕に当たる事故が発生。
その後は麻酔銃の使用を控え、罠による捕獲を試みていました。
●富士市役所 午前11時すぎ 富士市環境保全課 鈴木宏昌課長
「猟友会の協力をいただいて1匹捕獲できたことは、まずは一つ安心材料ができたかなと。
皆さんから寄せられる情報が大変大事になってくる。
サルを見かけたらぜひ市役所に目撃情報の連絡をいただきたい」
市は残る1匹のサルの捕獲作業とパトロールを続けていくとしています。