第五福竜丸の元乗組員大石さん死去 米の水爆実験で被ばく 700回の講演会で体験語る

 1954年のアメリカの水爆実験で被ばくした第五福竜丸の元乗組員、大石又七さんが3月7日になくなりました。87歳でした。

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第五福竜丸の元乗組員大石さん死去 米の水爆実験で被ばく 700回の講演会で体験語る

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 静岡県吉田町生まれの大石さんは、1954年焼津市のマグロ漁船 第五福竜丸に乗船中、太平洋のビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験で被ばくしました。2012年に脳出血で倒れてからも、車いすで自らの被ばく体験を語る講演会を700回にわたり行ってきました。
 2019年6月ごろから神奈川県内の介護施設に入所していましたが、2月末に誤嚥性肺炎を発症し、7日に神奈川県三浦市内の病院で亡くなったということです。