護岸が15mに渡り崩落…駐車場のフェンス崩れ落ちる 激しい雨で被害も 静岡市
前線を伴った低気圧の影響で、静岡県内は7日から激しい雨が降り、静岡市では倒木や川の護岸の崩落など被害が出ています。
6日の降り始めから8日午前9時までの降水量は、浜松市春野で263ミリ、伊豆市天城山で256.5ミリ、藤枝市高根山で256ミリなど県内各地で大雨となりました。
この大雨の影響で、静岡市清水区押切にある和田川に流れ込む水路の石積みの護岸が崩落しました。崩れた護岸は幅およそ15メートル、高さ4メートルで、上にあった接骨院の駐車場のフェンスは壊れ、下に崩れ落ちました。
また、清水区の有度と庵原では倒木があり、道路が一時、通行止めとなりました。
市は雨の多い時期が近づいていることから、家の周りの排水溝のつまりを確認することや去年の台風15号被害の復旧作業が終わっていない地区は特に注意するように呼びかけています。