【台風15号】断水続く静岡市清水区…田辺市長が視察「1週間以内で復旧にこぎつけたい」
台風15号による大雨の影響で静岡市清水区では大規模な断水が続き、市は給水車を配置して対応しています。
伊地健治アナウンサー:
「静岡市清水区興津川の上流に来ています。静岡市の説明によると、県道に並行して水管橋がかかっていましたが、それが崩落してしてしまったということです。」
「小島町にある取水口です、取水口が上流から流れてきた流木やがれきで詰まってしまっています、木やがれきを撤去している様子が見えます」
台風15号による大雨の影響で静岡市清水区では取水施設が被害を受け5万5千軒が断水しています。
給水に来た市民:
「トイレが困ってます、あと今コロナなんで、子ども達が手を洗えなくて困ってます」
清水区内では28カ所に給水車が配置され、近くの住民が水を汲むため列を作っていました。
県によりますと復旧のめどは立っていないということです。
桜井健至記者:
「静岡市清水区の巴川に来ています。台風が県内に最接近してから一夜が明けましたが、今も近くの住民よる土砂の撤去作業が進められています」
清水区では巴川の氾濫で付近の住宅などが水に浸かりました。
女性:
「水が出ないからダメなのよ、困る。洗い流せないのよ、もうずっと。」
25日午後、田辺信宏市長も被害を受けた取水場や給水作業の様子などを相次いで視察しました。
田辺信宏市長:
「(市民からは)いつ頃復旧できるのか、早く教えてほしいと、明日重機が入れれば作業が効率化すると思います、1週間以内で何とか復旧にこぎつけたいと思っています」