静岡県内今シーズン一番の寒さの所も…厳しい寒さを耐えおいしい〇〇作りをする人も こんな日はお野菜いっぱいの鍋で温まりましょう…
「カイロは絶対持つ」
御殿場市では、今シーズン最も低いマイナス2.6℃を観測。
通勤・通学する人たちも厚手のコートやマフラーなど、防寒対策に余念がありません。
御殿場市民:
「寒いです。冷えます。きょうは中にトレーナーを着ています。カイロを絶対持つようにしています」
御殿場市民:
「風が冷たいですね。富士山からの吹きおろしの風が冷たいんですよ」
15地点で今シーズン一番の寒さ
御殿場市から箱根へと向かう途中にある乙女峠。地面には霜柱が立っていました。
強い寒気と放射冷却の影響で、19日は県内各地で冷え込みが強まりました。
浜松市天竜区佐久間でマイナス4.9℃、菊川市でマイナス4.2℃、牧之原市の静岡空港でマイナス2.7℃など、19の観測地点のうち15地点で今シーズン1番の寒さになりました。
「12月で一番寒いと感じるくらい寒い」
白木愛奈アナウンサー:
「午前7時の静岡駅前です。吹く風がとても冷たく私は今コートの下に4枚着込んでいるが、それでもとても寒く感じる。歩いている人もフードを被ったり、手袋を着けたりと、それぞれ防寒対策をしながら足早に歩いている姿が目立ちます」
静岡市では1.9℃を観測し、1月下旬並みの寒さとなりました。
静岡市民:
「12月で一番寒いと感じるくらい寒い」
浜松市民:
「すごく寒かった。足の先がかじかんで動かないくらい寒かった」
静岡市民:
「きょうは本当に寒い。今年一番じゃないですか。ずっと一番一番と言っているが、きょうはすごく寒い」
豆腐店では
白木愛奈アナウンサー:
「午前5時半です。辺りはまだ暗く冷え込みもかなり厳しくなっている。そんな中、こちらの豆腐店では早朝から開店作業が行われている」
静岡市駿河区にある「小林豆腐店」。
冷たい水に手を入れて、豆腐を切り分けていきます。その水温は、なんと5℃。
Q.水を使っての作業ということでご主人ほぼ半袖ですが…
小林豆腐店 小林盛邦さん:
「ここまで(水に)つけるのでどうしても捲り上げないと。やっぱり何年経っても冷たい。体は朝から一生懸命動かしているので、体自体は寒くないがやっぱり手は冷たい」
「真冬でも我慢」
それにしてもこの寒さの中、なぜ冷たい水の中で作業しているのでしょうか。
小林豆腐店 小林盛邦さん:
「できたてで、まだふるふるなので、水の中で切らないと、上げて切ると崩れてしまう」
Q.この水は冷たい方がいい?
「やっぱり締まるので、冷たければ冷たいほどいい。真冬でも我慢して袖を上げて腕を突っ込んで」
おいしい豆腐のために
Q.これを毎日触っている?
小林豆腐店 小林盛邦さん:
「手は真っ赤っかです」
仕事のため、毎日午前1時起きの小林さん。
寒い冬でも、おいしい豆腐作りのためにやることは変わりません。
小林豆腐店 小林盛邦さん:
「来てくれるお客さんが『豆腐おいしい』と言ってくれるので、それを励みに毎日朝早く起きて頑張っています」
スーパーでは
この寒さで、スーパーで売れ行き好調なのが…。
田子重西中原店 増田克己店長:
「(急に)寒くなったということで鍋物の材料がよく売れている」
Q.具体的に売れているものは?
「白菜、白ネギ、大根、きのこなんかが売れている。先週と比べて2割ぐらい売れ行きが伸びています」
買い物客:
「やっぱり寒いとどうしてもおでんとかお鍋になっちゃう」
Q,お鍋をたくさんやる理由は?
「簡単で温まること」
買い物客:
「寒い時にはやっぱり温かい汁物を食べたい。きょうは豚汁を作る予定」
食品の値上げが相次ぐ中、葉物野菜の価格は全般的に落ち着いているそうです。
田子重西中原店 増田克己店長:
「去年と比べると1割ぐらい高いが、高い時は158円とかありましたので、そういう時と比べれば(今は)100円を切っていますので安定している」