【台風14号】接近前に備え進む…スーパーでは買い出し 漁船はしっかりロープで係留 「新幹線止まるかも…」予定早めて帰宅の途に 静岡

 台風の接近を前に、静岡県内は各地で備えが進められています。一方、牧之原市では突風による被害も既に確認されています。

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【台風14号】接近前に備え進む…スーパーでは買い出し 漁船はしっかりロープで係留 「新幹線止まるかも…」予定早めて帰宅の途に 静岡

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静岡駅では予定繰り上げ…

西尾梓アナウンサー:「午前10時のJR静岡駅です。きょうは3連休最終日だが、午後から東海道新幹線で減便が決まっているため、予定を変更している方もいるようです」

 シルバーウィーク真っ只中ということもあってか、JR静岡駅には、大きな荷物を持った人たちの姿がありました。徐々に県内に近づく台風14号に駅を利用する人たちは…。

画像: 静岡駅では予定繰り上げ…

京都に帰る乗客:「本当は夕方くらいに帰ろうと思ったが、ちょっと新幹線が止まるかもしれないということで、半日早めて(帰る)」

2年半ぶりに静岡に帰省した乗客:「本当は11時台の新幹線に乗ろうと思ったが、午後から名古屋―新大阪間を止めると出ていたので、1本早く帰ろうと思った。もうちょっとゆっくりしたかったけど、帰れなくなったら大変なので」

 JR東海は計画運休を発表。19日午後4時ごろから、東海道新幹線の名古屋駅―新大阪駅の間で運転を取りやめているほか、名古屋駅と東京駅の間も大幅に本数を減らすとしています。

浜松市 舞阪漁港

画像: 浜松市 舞阪漁港

県内では、備えが進められていました。

原川朋華記者(浜松・西区 午後0時半ごろ):「舞阪漁港です。現在は湾内は穏やかですが、船体は前と後ろと二重でロープで固定してあります」

 3連休で漁協が休みということもあり、人の姿はなく、風と漁船が波に揺られる音だけが響く舞阪漁港。しかし、台風で流されないよう、船は前後ともロープでしっかりと係留されていました。

スーパーでは食料品の買い出しも

 一方、静岡市内のスーパーでは―

静岡市民 40代夫 50代妻:「(大型台風が)来る来ると言われていたので食料品を買っています。野菜とか肉とか飲み物ですね」

 こちらのスーパーでは台風対策の特設コーナーを先月から設置、台風14号の接近に伴い、先週土曜日から1日の売り上げが1.5倍に増えているそうです。

画像: スーパーでは食料品の買い出しも

富士屋中田店 荒川伸一店長:「食べ物に限らず、トイレットペーパーとか、乾電池、懐中電灯とか、もしもの備えの商品、あとカセットボンベがかなり売れまして」

 またパンは普段の1.5倍仕入れました。

富士屋中田店 荒川伸一店長
「4・5年前に静岡に大きい台風が来て、午後10時が閉店時間なんですけど、午後2時に閉店したことがあって、それから特に強く意識するようになった。(近くの)住民の生活を守るために出来ることはしたいと思っている」