台風8号で浸水被害…夏の観光シーズンに打撃 民宿は「8月の予約をすべて断る」 静岡・松崎町
台風8号の影響で浸水などの被害があった静岡県松崎町雲見地区では、一部の地域で断水が解消されました。一方で民宿では夏の観光シーズンに影響がでています。
松崎町の雲見地区では水道管が破損した影響で、断水が続いていましたが、15日夜、太田川沿いのおよそ30世帯では断水が解消しました。しかし、現在も40世帯では断水が続いてるため、町内の中学生20人がボランティアとして加わり、給水ボトルなどを運びだしていました。
民宿は温泉も止まり8月の予約全て断る
白鳥衛記者:「こちらの民宿では玄関を突き破り、1階部分のこちらまで泥が流れ込んだということです。現在は漏電の危険性があるため、電気を消して泥の撤去作業が行われています」
町内を流れる太田川が氾濫し、周辺の住宅や民宿およそ30棟が浸水。太田川の目の前で民宿を営むこちらでも被害が…
伊豆雲見温泉 漁師の温泉民宿「太郎」 鈴木とし子さん:「テーブルが倒れて、畳も浮いて、向こうに布団部屋があったが、布団もほとんど浸水した」
布団や畳が浸水し、温泉も止まったため8月いっぱいの予約は全て断るなど売り上げにも影響がでています。
伊豆雲見温泉 漁師の温泉民宿「太郎」 鈴木とし子さん
Q.営業再開の見込みは?
A.「全く。頭の中真っ白で、まだちょっとそこまで到達しない」