静岡地方気象台「一部は竜巻と推定」…静岡・牧之原市の突風被害　別の場所は「特定に至らず」　突風は2カ所で発生

　静岡地方気象台によりますと、18日午後4時に牧之原市勝田から勝間にかけて被害があった突風について「竜巻と推定した」ということです。

　根拠として▼突風発生時に活発な積乱雲が通過中だったことや▼被害や痕跡が帯状に分布していたこと▼「ゴーという音が移動した」という証言が複数得られたことなどを挙げています。

　突風の強さは風速およそ35メートルと推定され、強さを表す「日本版改良藤田スケール」で6段階で一番低い「JEF0」に該当するということです。

　また、18日午後3時50分ごろ、牧之原市須々木から大沢にかけて被害があった突風の種類について、竜巻の可能性があるが特定には至らなかったとしています。

　被害をもたらした現象を推定できる十分な情報が得られなかったためと
しています。